マッチレポート

今節は鹿児島情報にとってはBWリーグ最後となる試合で、勝てば文句なしの１位となる。熊農もここで勝てば１位を狙える可能性を残す大事な一戦は、いきなりゲームが動く。試合開始50秒、鹿児島情報の左サイドからのクロスのこぼれ球に20市来のミドルシュートがゴールに突き刺さり先制。続く6分も熊農ディフェンスのクリアミスの回収からパス受けた14庄司がドリブルで運びきれいにファーに流し込み鹿児島情報の2点目が決まる。一方、17分熊農も反撃。足下の悪いピッチに前線からの守備が決まり、鹿児島情報のディフェンスの連携ミスを奪った熊農9村上の早いタイミングのシュートが直接入り1点追いつき1-2。しかし、その後の33分、熊農の攻撃の連携ミスにショートカウンターで20市来が最後に2人をかわしシュートを決め鹿児島情報の3点目となる。
後半も開始から鹿児島情報が猛攻をしかけるも熊農がしのぎ、ショートカウンターを狙う展開が続く。後半の口火を切ったのは鹿児島情報。14分、熊農ディフェンスのパスミスを14庄司が奪ってゴールに叩き込んだ。その後も情報の猛攻が続くも熊農GK坂梨の好セーブでなんとか我慢を続ける。時折見せる熊農のカウンターも情報守備陣が体を張ってシュートを阻む。お互いに最後まで力を振り絞ったがその後はそのままスコアは動かず、1-4で鹿児島情報の勝利。鹿児島情報は無敗でのパート１位となった。