マッチレポート

樟南は試合開始からボールを動かしながら相手の背後を狙いにロングボールをいれていく。一方九州産業はGKからボールを動かしながらビルドアップで試合を運んでいくが、相手のハイプレスになかなかなボールを前に進まない状況が続いていた。そんな中、前半8分、城戸がCKからヘディングで決めて先制点。ゲームが落ち着いたに見えたが、九州産業はビルドアップから樟南のハイプレス引っかかってしまい前半20分野上田の追加点、さらに強度を上げてくる樟南は立て続けに中盤でボール奪取し前半23分、古囿がロングシュートから得点を上げて前半を終えた。後半も強度の高いプレスと質の高い縦パスからの連動・連携についていくことが出来ず、サイドからクロスから得点、さらにはバイタルエリアでの崩しから得点を奪われ後半だけで5点の失点を許してしまった。九州産業もワンタッチプレーでシンプルにボールを動かして仕掛けるが、パスに精細を欠いてしまいフィニッシュまでいくことが出来なかった。結果8対0で樟南が勝利した。